人と仕事

  • 製造:石永 浩章(2014年入社)
  • 営業:服部 昌樹(2010年入社)

技術

千賀 真由香 Mayuka Senga
2012年入社 理学部化学専攻

若手を育成し、 将来を担っていってほしいという 期待をひしひしと感じます。 【技術】千賀 真由香  Mayuka Senga/2012年入社 理学部理学科化学コース卒

入社動機

熱処理への情熱が強く、話のしやすかった社長に魅かれました。

大学で学んだ化学を生かすため、金属系や薬品系の就職先を探していたのですが、そのうちの1社が豊臣熱処理工業でした。会社訪問で出会った社長の人柄や熱処理に対する情熱、話がしやすかったことも決め手になりました。熱処理のことはほとんど知らなかったので不安でしたが、入ってから学べばいいと聞き、安心しました。

私の仕事

お客様に対し品質のすべての責任を持つ。それが品質管理に求められるミッションです。
仕事風景(技術)

クレームを寄せられたお客様への対応、品質の検査、不具合があった場合の対応などが品質管理の仕事ですが、中心になっているのが製品の抜き取り検査です。抜き取った製品の表面硬さや内部硬さ、組織、磁力の保磁力、割れの有無などを顕微鏡や成分分析計などの検査機器を使って調べていきます。何か問題があれば、製造と連携して原因を探っていくことも仕事の一つ。お客様に対し、品質のすべての責任を持つことが品質管理のミッションであり、また不良の根絶に向けた全社的な仕組みを作っていくことも重要なミッションの一つになっています。

仕事への思い

検査も多様化している今、実験炉を使ってその可能性を追求したい。

製品の高機能化や高品質化に伴い、品質管理に必要な検査は多様化しており、それに的確に対応していくことが求められています。どういう検査を、どのように行えば、何がわかるのか……それを探るため、時間も手間もかかる検査が多くなっているのですが、それを工場内に設置された実験炉を使って追求しています。この仕事を始めて感心したのは熱処理というビジネスそのものの価値や熱処理の前と後では組織や硬さが全くと言っていいほど違ってくることの不思議さでした。見た目はほとんど変わらないのに、内部が大きく変わっている面白さ。これからは実験炉を使いこなし、その不思議な世界に一歩でも近づけたらいいなと思っています。

私の目標

さらに飛躍していくための会社の仕組みづくりに関わっていきたい。
仕事風景(技術)

歴史の長い会社ですが、まだまだ成長途上の会社だと感じています。少しずつ会社が大きくなってきたけど、その規模に合わせて、しくみを変えたり、新たに作り上げる必要があると思います。そうした会社づくりにも私たち若手が参加できる風土があります。また教育にも積極的で、週に3回、非常勤で来られるベテランのエキスパートの方が分かりやすく教えてくれます。こうした技術をしっかりと受け継いでいきたいと思います。

ある1日のスケジュール

8:00
炉の状態チェック
8:30
検査
10:00
社内対応(不具合情報の展開、対応など)
11:00
顧客対応
12:00
昼食
12:45
ベテラン講師による講義受講
16:00
顧客対応
19:00
退社

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